ペットカートとは!?メリット・デメリット

犬のお出かけ

ペットカートとは、犬用のベビーカーのようなものです。
「犬は歩いたほうが良い。人間の赤ちゃんでもないのだから歩かせるべき」との意見を持つ方もいらっしゃいます。しかし、ペットカートの利用には様々なメリットがあります。もちろんデメリットもあります。購入を検討している方は参考にしてください。

ペットカートを使うメリット

ペットカートは以下のような場所で活用できます。ペットカートのメリットです。

お出かけ時に活躍
  • 人があふれている場所や混雑する場所で、踏まれたり蹴られたりするリスクを減らします
  • 慣れない場所にお出かけする時に、犬にとっての「居場所」になります
  • ドッグカフェやピクニックで飼い主が食事をしている間、犬の休憩場所に使えます。石や雑草、食べ物等の拾い食いの防止になります
動物病院の通院で活躍
  • 病院の診察待ちの時に、ペットカートに乗せておくことで感染予防ができます
  • 徒歩で病院に行かなければいけない場合、キャリーバッグではかなりの重さになります。悪天候の時でもペットカートに屋根が付いていれば犬も濡れることがありません
シニア犬や子犬の散歩で活躍
  • シニア犬で足腰が弱っている犬、疾患などで歩くことが難しい犬、必要なワクチン接種が終わっていない散歩前の子犬、など、歩くことができなくても外の空気を吸ってリフレッシュすることができます
  • 多頭飼いの場合に、移動手段として利用するとお出かけやお散歩がスムーズになります
  • 災害時の便利グッズとして使えます。いざという時、犬をカートに入れてすぐに逃げ出せます

ペットカートのデメリット

ペットカートのデメリットです。ペットカートを利用し続けると、犬の性格によっては「歩くよりもカートの方が楽」「カートから降りたくない」との認識が根付いてしまい、歩かなくなってしまう犬もいます。カートに乗る時におやつをあげていると「カートに入るとオヤツがもらえる」と思い、オヤツがもらえるまで吠えることもあります。他にもこんなデメリットがあります。

  • ペットカートの中で犬が暴れて転倒してしまう
  • ペットカートは段差が多い場所では使いづらい
  • 公共交通機関でペットカートが使えないケースがある
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ペットカートを使用する際の注意点

1. マナーを守って利用

公共交通機関を利用する際は、マナー対策が必須です。交通機関によっては、ペットカートの使用可否が決まっているため、事前にホームページなどで確認しておきましょう。別途料金が必要な場合もあります。

2. 安全面を意識して利用

ペットカートの重量オーバーや無理な乗せ方はかえって事故を起こします。止める際には、場所によってはリードフックでの固定を行いましょう。
また、段差が多い場所はペットカートが不安定になり転倒の恐れがあるため、避けたほうが良いです。人混みではペットカートの移動がかえって手間になることがあります。混雑する時間を避けたり、なるべく空いている場所を選びましょう。

3. 夏場での利用は注意

ペットカートの中は気温が上がりやすく知らないうちに熱中症になってしまうことがあります。メッシュ素材の窓があっても、定期的に窓を開けたり、様子を確認し、ペットカートの温度を調整しましょう。窓を開ける時は犬が飛び出さないように注意してください。
ペット用の保冷剤などを入れておくのもよい方法です。

まとめ

ペットカートはお出かけの幅を広げたり、愛犬を守るために役立つアイテムです。
しかし、カートからの落下や熱中症など事故に繋がってしまう場合もあるため、犬を乗せる時は目を離さないように気を付けましょう。購入の際はペットショップや通販サイトを見る他に、レンタルで一度試してみることもおススメです。

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