春の散歩で気を付けることは?危険な植物と虫

犬のお出かけ

春の散歩では注意が必要な植物や虫がいます。
春は過ごしやすい気候です。コロナ禍なので密を避け、愛犬と遠出のお散歩やピクニックに行きたいと思われる方も多いと思います。しかし、春のお散歩は注意する事がたくさんあります。
危険な植物や虫は愛犬の命に関わる事なのでしっかり覚えておきましょう。

春の危険な植物

毒性がある植物

散歩道には毒性がある植物が存在します。
犬が口にすると中毒症状がでることがあります。食べてしまわないように注意しましょう。

ここに記載の植物はほんの一部です。ガーデニングや植物を育てる事が好きな人は、家庭で育てる場合に必ず犬に毒性がないか調べて、毒性のあるものは避けるようにしましょう。
また散歩の際は、肥料や農薬、除草剤がかかっている雑草も危険です。除草剤がかかっている場合、枯れて茶色くなっているので、そういうところは近寄らないようにしましょう。

誤飲した場合の対応

毒性がある植物を誤飲してしまった場合、よだれ・嘔吐・皮膚炎・下痢などの症状が現れます。最悪の場合は死にいたります。すみやかに病院へ行き獣医師に相談しましょう。何をどのくらい食べたのか、どのような症状が出ているのか、を伝えると診断がし易くなります。

春の危険な虫

刺されると危険

蚊に刺されるとフィラリア症を発症する場合があります。
フィラリア(寄生虫)が犬の体内に寄生し、進行すると心臓疾患を引き起こし死亡するケースが多い病気です。初期症状としてはせきや呼吸困難、食欲不振があります。
フィラリアは予防薬を動物病院で処方しましょう。蚊の発生する時期に予防薬を開始し、蚊のシーズンが終了後+1ヶ月まで毎月与え続けます。

ノミ、ダニ

草むらなどでノミやダニが寄生する場合があります。
ノミやダニは皮膚などに寄生して強いかゆみを引き起こし、犬にストレスを与えます。ダニにより血液の病気が媒介されて危険な症状になる場合があります。草むら以外にも他の犬から感染することもあります。皮膚にノミやダニを見つけたら絶対につぶさず動物病院へ行きましょう。
予防方法としては、犬が暮らす場所は清潔にして、屋外から帰ってきたら足を洗いブラッシングをすることです。また予防薬を動物病院で処方してもらったり、服を着せることによって予防ができます。

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食べると危険

カタツムリ、カエル、ナメクジ

カタツムリやカエル、ナメクジは寄生虫をもっている可能性があります。
寄生虫が犬の体内に入ると、消化管に入って下痢などの症状を引き起こします。また、神経や血管に入り込み炎症を起こすと重症化して死に至るケースもあります。
これらの虫で遊ばないように注意しましょう。

テントウムシ

テントウムシも寄生虫をもっている可能性があります。
どこにでもいるナミテントウムシですが、拾い食いをしたりやテントウムシがついた葉をかじると寄生虫が寄生することがあります。また口の上についたまま寄生する事もあります。
小さい虫なので食べてしまわないように注意しましょう。

まとめ

暖かくなる時期の散歩も楽しいです。
春の散歩道には毒性のある植物や寄生虫をもった虫がいるので注意が必要です。また公園にはピクニックのゴミ(爪楊枝・梅干しの種・チョコレート)が落ちていることもあります。これらも犬にとっては危ないものなので拾い食いには注意しましょう。
危険なモノに注意して、予防できる事は予防をし、春のお散歩を楽しみましょう!

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