犬アレルギーを持っている人と家で遊ぶときの注意点です。
犬が大好きであっても犬アレルギーに悩んでいる人は少なくありません。食物アレルギーと同様に最悪の場合には命に関わります。まずは「周りに犬アレルギーを持つ人がいるかもしれない」という想像力を働かせましょう。犬の飼い主としてできる対策と配慮をまとめました。
犬アレルギー
犬アレルギーの症状
犬アレルギーの主な症状は次のとおりです。症状が重たい場合、下痢や嘔吐、吐き気、めまい、動悸、呼吸困難などの症状がでることもあります。食物アレルギーと同様に最悪の場合には命に関わります。
犬アレルギーの原因
犬アレルギーの原因となる物質をまとめました。犬アレルギーの人がこれら原因物質を吸い込まないように注意する必要があります。

犬アレルギーの注意点
犬アレルギーがある人への対策
犬アレルギーを持つ人が家に来る時の対策です。
1. 犬をケージに入れる
犬アレルギーを持っている人が安心できるように犬をケージに入れるか、他の部屋に入れて一時的に出られないようにしましょう。
2. 掃除をする
犬と暮らしている家の中はアレルゲンがあります。アレルゲンが部屋中に散らばっていると犬アレルギーの人はアレルギー反応を示します。犬の毛(被毛)やフケなどを取り除くために念入りに掃除をしましょう。
~事例~
実家で犬がよく座るソファーに、顔をこすりつけたことで、顔が赤くただれぜんそくを発症。その後、実家に行く際は、アレルギー薬を飲んでから行くことになった。
3. ブラッシングやシャンプーをする
家の中を念入りに掃除したとしても、犬の抜け毛を完全になくすことは難しいです。日頃から丁寧にブラッシングを行い、定期的にシャンプーをして、清潔に保ちましょう。
4. カーペットをやめる
部屋のカーペットはアレルゲンが溜まりやすいです。掃除機をかけても全てを取り除くのは難しいでしょう。犬アレルギーの人が頻繁に部屋に入る場合は、可能であればカーペットを一時的に撤去しましょう。
犬アレルギーがある人への配慮
必ずしも相手が犬アレルギーを持っていると伝えてくれるとは限りません。「犬の飼い主が気を悪くしたら」と遠慮されることもあるでしょう。犬の飼い主としてできる配慮をまとめました。
相手の人が犬アレルギーの持っている、持っていないに関わらず、相手の家に行く際は犬の毛を持ち込まないように注意しましょう。犬の毛が靴下についている場合などは、玄関で履き替えましょう。
まとめ
周りに犬アレルギーの人がいるかもしれないと想像して行動する事は、結果的には犬を守る事に繋がります。犬を大切に想うならば、周りの人たちが犬で嫌な思いをしないよう飼い主として配慮、思いやりは忘れてはいけません。
犬アレルギーのことを知って、犬の飼い主としてできる対策を行っていきましょう。