犬と楽しく散歩をするための準備物や散歩のマナーです。
可愛いワンちゃんを迎えたら、すぐにお散歩に行きたくなりますよね。しかし、ワンちゃんとの楽しい散歩は公共のマナーを守れてこそです。
周囲に迷惑をかけないよう、散歩の基本とルールをまとめました。
散歩に行く前の確認事項
犬の散歩デビュー
子犬と初めて散歩に出かける時の注意点です。
子犬の散歩について、最後のワクチン接種(狂犬病ワクチン)から2週間までは免疫が低いため、直接地面を歩かせることはさけて、抱っこして外に連れ出す方がよいです。この時期は色々な物事に慣れやすい時期なので、抱っこして外の世界に慣れさせるのがおススメです。
私の家では、犬用のスリングを子犬の時期はよく使いました。
子犬の時期に限らず災害時の避難等、いざという時には必要な物なので購入して良かったです。
散歩に必要な持ち物
散歩に出かける際にあった方がよい持ち物です。
犬の散歩は毎日の事なので、“散歩バッグ”にいつもまとめて置いておくと便利です。
持ち物 | 内容 | |
---|---|---|
❑ | 犬の飲み水 | 犬の飲み水。折りたたみ式や、ペットボトル 一体型など便利なグッズがある。 |
❑ | ごほうびのおやつ | 散歩しながらトレーニングを取り入れる。 (私の家では信号待ちの時にオスワリ・マテが できたらごほうびをあげている) |
❑ | リード・ハーネス | 痛みや緩みがないか、サイズが合っているか 毎回確認 |
❑ | ビニール袋・雑巾 | ウンチを拾って入れる。消臭抗菌機能付き袋などもある。 ウンチが緩い場合は雑巾があると綺麗にふき取れる。 |
❑ | おしっこを流す水 (ペットシーツ) | おしっこを流してそこに水たまりができると迷惑になる。 ペットシーツでふき取る。 |
❑ | ティッシュ類 | ウンチをして肛門まわりが汚れる事がある。 |
❑ | 携帯電話とお財布 | お散歩中に事故や地震が起きる可能性もある。 私も忘れがちだが常に持っておきたい。 |
❑ | ※ネームタグ | ※マイクロチップを埋め込んでいない犬 マイクロチップは飼い主のデータ登録が必要。 |
散歩のマナー
排泄をしたら必ず後始末をする
犬の排泄物の処理は飼い主の責任です。排泄をしたら必ず後始末をしましょう。
排泄は家で済ませてから散歩に行くのがおススメです。外でする時はペットシーツの上でできるようにする方が良いですが、できない場合は後始末をしっかりしましょう。
排泄は家で済ませてから散歩に行くのがベスト
リードをつけて散歩する
犬にリードをつけずに散歩することはマナー違反です。必ずリードをつけ、人がいる場所ではリードは短めに持ちましょう。
リードについて、1メートルから1.5メートル程度の長さのリード以外に伸縮式のリードがあります。伸縮式リードは犬が自由に走り回れる広場に行った時などに使いましょう。
通常の道路を散歩する時は伸縮式のリードは使用しないようにしましょう。リードを伸ばしていて、他の人の足に絡まる事や、自転車が引っかかってしまうなど思わぬ事故を引き起こしてしまう事があります。
しつけができている犬でも散歩中にリードなしは危険でありマナー違反
吠えることはさせない
他の犬や人に吠える事はさせないようにしましょう。また人への飛びつきも注意しましょう。
散歩中に犬や人に吠える場合、最初は遠くで見かけた時にフードを与えましょう。慣れるしたがって距離を縮め、「犬や人にあう=良い事がある」と印象を変えていきましょう。
知り合いを見つけた場合に、嬉しくて飛びついてしまう事は事故やトラブルのもとになります。飼い主がリードを短く持つなど飛びつきの防止を行いましょう。
知り合いであっても吠えたり飛びつかないようにする
散歩の注意点
他の犬にむやみに近づけない
愛犬が社交的でも、他の犬もそうとは限りません。
犬が苦手なワンちゃんもいます。手術後や病気のワンちゃんもいます。近づく際は「近づいても良いですか?」と確認してから近づきましょう。また別れる時は「ありがとうございました」とお礼を言いましょう。
歩行者に気配りをする
散歩中は常に歩行者に気を使いましょう。誰もが犬好きとは限りません。犬嫌いの人もいることを忘れずにいましょう。
歩行者が犬を怖がっているような場合は、立ち止まって犬を座らせるかフセをさせて待機しましょう。動く場合は抱き上げましょう。
大勢の中を散歩させることは避けましょう。歩行者の通行の妨げになります。誰かに犬を踏まれてトラブルになる事もあります。どうしても散歩中に混雑した場所を通らなければいけない時は抱き上げて進むなどで対応しましょう。
外でブラッシングはしない
散歩中など、公共の場でのブラッシングはしないようにしましょう。
犬のブラッシングは家の中や美容室(トリミングサロン)で行いましょう。公園などでブラシをかけた場合、毛が舞ってしまい近所に迷惑をかけるなどトラブルになることがあります。
まとめ
犬と散歩はしっかりマナーを守って、楽しくお散歩をしましょう。
私が愛犬と初めて散歩した時は、想像以上に腕の筋肉を使い、クタクタに疲れました。お散歩と言えば、飼い主と一緒に真っすぐ歩くと思っていたのですが、右往左往でぐいぐい引っ張られることになったからです。この時に散歩にはトレーニングが必要なのだと気付きました。
私の愛犬は好奇心旺盛な性格で、今でもグイグイ引っ張ろうとしますが、指示をすると私のかかとの位置で歩いてくれるようになりました。
マナーを守り、散歩のトレーニングをする事で、毎日の散歩がより楽しくなっています。
犬の心と体の健康に不可欠なお散歩、忙しい毎日でも楽しく続けられるために、マナーを守って散歩をしましょう。