犬の鳴き声で分かる犬の気持ち

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犬の鳴き声にはどのような気持ちが込められているのか、犬の気持ちを知りましょう。
犬は言葉が話せない代わりに、鳴き声で自分の気持ちを伝えようとしています。
愛犬の気持ちを理解し、より良い関係を築くために、代表的な鳴き声の種類からわかる犬の気持ちをまとめました。

鳴き声と犬の気持ち

犬の鳴き声の種類です。犬の鳴き声は多種多様です。犬の鳴き声にはどのようなものがあり、その鳴き声にはどのような気持ちが込められているのか、種類ごとにまとめました。

1.「ワンワン」

  • 高いトーンの「ワンワン」は、飼い主を呼ぶ時や犬同士遊んでいる時の鳴き声です。
    楽しい事に対する期待や興奮が含まれています。
  • 低いトーンの「ワンワン」は「けいかいしている時」や「拒否している時」の鳴き声です。

2.「ウーウー」「ガウウウウー」

  • 低い声でうなる「ウーウー」「ガウウウウー」は攻撃や威嚇のサインです。次のような行動が見られます。
    ・尻尾が下がっている
    ・尻尾がピンと立ち背中の毛が立っている
    ・鼻にしわを寄せている
    ・歯をむきだしている
  • はしゃぐように飛び跳ねて鳴いている場合は、遊びに夢中で興奮しているサインです。おもちゃ遊びに夢中になった時などにこの声が出ます。

3.「キューン」「クゥーン」

  • 弱々しい鳴き方の場合は、飼い主がいなくて不安で寂しいサインです。飼い主に甘えたい時に鳴きます。
  • 力強い鳴き方の場合は、飼い主に何かを要求したい場合です。

4.「キャン」「キャイーン」

  • 体を触った時に高く短く鳴くのは、触られた部分に痛みがある可能性があります。気になる場合は動物病院に行きましょう。
  • 「足を踏まれた」など痛い、ビックリ、を表している場合です。ケガをしていないか確認してあげましょう。

5.「ワォーン」「クォーン」

  • 遠吠えの鳴き方です。外から聞こえるサイレンに反応している時は、サイレンの音が遠吠えの周波数と似ているため、他の犬の遠吠えと勘違いしコミュニケーションをとろうとしています。
  • 飼い主の留守中などに鳴く場合があります。飼い主と離れた寂しさから留守番中に遠吠えする事があります。
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無駄吠えの犬の気持ち

人を気にすることなく無駄吠えをしている時の犬の気持ちです。

1. 警戒心、恐怖心

警戒心や恐怖心から無駄吠えする場合があります。外を歩いている犬や人に対して吠えることがあります。また、雷や花火といった大きな音やチャイムの音に対して吠えることがあります。

2. 要求吠え

飼い主への要求として吠える場合があります。吠えると何か嬉しい事をしてもらった経験があると、それを覚えいる可能性があります。

自分の要求を通したい時に鳴く事を「要求吠え」といいます。「ボールをもっと投げて欲しい」「おやつがもっと欲しい」などです。
一度でも要求を通してしまうと、犬はあらゆる場面で鳴き声をあげてしまいます。どんなに鳴いても「要求は通らない」と一貫した態度をとることで犬は要求吠えをしなくなります。

3. エネルギー発散

エネルギーの発散として吠える場合があります。運動不足などで体力があり余っていると、吠える事でエネルギーを発散しようとすることがあります。

まとめ

犬は鳴き声で自分の気持ちを伝えようとしています。
愛犬の鳴き声からその気持ちを理解するには、信頼関係が築けていて、普段から様子をよく観察しておくことが前提です。その上で、鳴き声のパターンやトーンの違い、表情やしぐさ、状況等から気持ちを理解し、より良いコミュニケーションをとりましょう。

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