犬が食べても安全な魚介類についてまとめました。
私の愛犬にもご飯を作ってあげたいと思い、身近にある魚介類を調査したところ、「生はダメ」「適量を守らなければいけない」など、注意する事がたくさんありました。
食べさせてはいけない魚介類
食べさせてはいけない魚介類です。少量でも与えると、命に関わる事もある魚介類です。
口にすると中毒を起こし、健康を害する事があるため、与えないように注意しましょう。
与えてはいけない 魚介類
- ほたて、かき
消化器官にトラブルを起こすことがある
- いか、たこ
消化が悪く、嘔吐や下痢の原因になる
- えび・かに
消化が悪く、殻ごと食べてしまう危険が高い
- ししゃも、しらす
犬にとっては塩分が高い
- うに
リンが多く含まれており、腎臓に負担をかける
- わかめ
食物繊維が多く、消化できない
注意すれば食べられる魚介類
注意すれば食べられる魚介類です。与えすぎると下痢や体調不良の原因になります。
初めてだと問題のない食べ物でも下痢をしたりするため、最初は少量にしましょう。
どんな食べ物でもアレルギー症状を引き起こす可能性はあります。愛犬に異変が出たらすぐに獣医師に診察してもらいましょう。
食べられる 魚介類
- さけ
・加熱して1日に10グラム程度まで
・魚の脂肪は皮膚の健康によい
- さば
・痛みが早いので新鮮なものを加熱して1日に10グラム程度まで
・血液をさらさらにする脂肪、抗炎症作用のある脂肪を含む
- さんま
・加熱して1日に10グラム程度まで。小骨を取り除く
・老化を予防するDHA、EPAが豊富
- まぐろ
・さっと茹でて1日に10グラム程度まで
・赤身は高タンパク、低脂肪、血液をサラサラにする良質な脂肪を含む
- たい
・加熱して1日に10グラム程度まで。骨は取り除く
・高タンパク、低脂肪で消化に良い
- たら
・加熱して1日に10グラム程度まで
・カルシウムの吸収を促進、低脂肪でビタミンDを多く含む
- あじ
・加熱して1日に大さじ1程度まで。小骨は取り除く
・干物は塩分が高いのでNG。ビタミンやDHAを豊富に含む
- かれい
・加熱して1日に10グラム程度まで。小骨は取り除く
・高タンパク、低脂肪でビタミンB1を多く含む
- ひじき
・加熱して味付けなしを刻む。1日に小さじ1程度まで
・カルシウムが豊富。ただしうまく吸収されず便に排出される
※分量は目安です。ドライフードが主食の成犬(体重5㎏)を想定しています。
まとめ
身近にある魚介類ですが、犬が食べてはいけない魚介類があります。
犬に魚介類を与える時は注意しましょう。手作りご飯以外にも、人間の食べこぼしやテーブルに置いたままなど、人間の不注意による誤食のリスクもあります。
ご飯を作る作らない関係なく、危険な食材を知っておくことはとても大切です